明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

恋愛リアリティ番組「バチェロレッテ」。内面を追求する面白さ。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

今回も見ています、バチェロレッテ。

 

エピソード3

 

このシリーズどうして見てしまうんだろう。

 

シーズン1の初代バチェラー、久保裕丈さんいわく「上品な番組ではない」番組で、

私も毎回見ては「どう楽しんだらいいのか…」と思いながら見ている。

 

この番組に出ることで、

運命の人に出会ったりそうでなくても知名度が上がったりビジネスチャンスにつながったりするかもしれないけど、

心理的な負担も大きそうだ。見るからに。

 

着飾った2,30代中心の皆さんを「ホワー(すごい)」と、

THE無責任というかひとごとの極みとして、

タブレットの中の恋愛(なのかな)模様を見ている。

 

でもこのシリーズを見続けた結果、

どういうスタンスで見ればいいのかちょっと分った気がする。

自分なりの今の解は、

「高校球児を見るような気分で見る」

ということで、

基本的にどのシーンもどの出演者に対しても「がんばれっ」と思って見ている。

ベストが出せますように!と思ってる。

高校野球を見ているときに、ファインプレーもあればそうでないのもあるのと同様、

バチェラーシリーズを見ながら、

「よく言った!」「なんてスマートな態度なんだろう!」と感嘆することもあれば、

「さっきのあの発言は…?」とか、

「その態度はよろしくないのでは!」と思ったりする。

でもそれは、ぜんぶ、全体的な「がんばれ!」のなかにあるものである。

(私は高校野球は見ませんが…。たぶん見るとしたらこういう気持ちなんだろうと逆にわかった。)

 

今回の主役、バチェロレッテの武井亜樹さんは東大出身の才媛で、

なんと空手の経験者。

華麗な後ろ回し蹴りとか(おそらく)セーパイという(私の練習している)形を披露している映像も見た。

俄然応援したい!武井さん!がんばれ!

 

現在、エピソード4まで公開されているところです。

今回もバチェラーシリーズにはたくさん学ぶことがありそう。

さながら高校野球と同じような人間ドラマです(高校野球知らないけれど、たぶん)。

 

バチェラー・ジャパンは、

「好意的な関係を築くための、情報開示の適切なタイミングや方法とは」

を学ぶのにものすごく有益だと思いました。

一人の男性を女性たちが奪いあう『バチェラー・ジャパン』シリーズ1~3を見て思ったこと。 - 明日も暮らす。

 

今見た中で印象に残ったシーンは、

バチェロレッテ武井さんが、

ある男性参加者に「しゃべりがとてもうまいね」と褒めたところ、

男性参加者のトラウマに触れてしまったシーンです(武井さんは気づいていない)。

心がこもっていないことばを発してる、みたいな言われ方をしてしまった過去があるらしい。

 

おりしも次のデートは、希望者が行く立候補制。

この男性は、武井さんに自分のトラウマワードを言われたので、

今回のデートは自分が行きたい、と主張します。

そうだよねえ、うんうん、わかるわかる。自分にとって避けては通れない問題、

ここはじっくり向き合いたいはずだ。それ自体とても勇気があることだと私は思った。

 

ところが別の男性参加者は、

そういう理由なら背中を押すことはできない、と跳ねのけます。

 

どうしてだよう!とタブレット越しに私が膨れ面をしたいところなんですが、

2晩置いてわかった。

(2晩ずっと考えてた)

 

競争相手がいる恋愛において、

自分の実存的課題、発達課題を、恋愛にかこつけて向き合おうとするのはよくないのだね…?

 

これがもし1対1で進行する恋愛だったら、

きっと「あのときこう言ってたけど、どういう意味?」とかなんとか、

話題になるんだと思う。

自分もそうしたりそうされたりしたことがきっとあったと思う。

 

でもこういうのをよしとしない人もたぶんいて、

「そういうことなら恋愛の外でやってくれ」「自分で解決してから来てくれ」という立場もありそう。

 

こういう場面は確か去年のバチェラー5でもあって、

バチェラーと1対1で話す機会が少ないので私がデートに行かせてください、という主張をした女性が、女性集団の反対に合い、要求を退けられていた。

(退けられていた理由はいろいろあるんだろうが)

 

自己理解を追求させることの正当性は、恋愛感情を貫徹させようとする正当性に負けるのか。

 

私は、自分がどういう人なのかを理解することはとても大事だと思う人間なので、

「なんでだよ…いいじゃないかよ…行かせてやれよ…ダメかよ…」と思ってた。

 

私は、

「あなたは誰?」という問いよりも、

「私は誰?」という問いを強く持つ。

 

でもこういうWho am I 追求型は、

Who are you追求型に対して、いつも恋愛では弱いな。

冷静に考えるとわかる。

だって自分に興味もってくれなさそうだもんな。

「え、あなた本当に私のこと好きなの?」「私じゃなくてもよくない?」って疑問に思いそうだよ。

トラウマの件も、言わないほうがいいかもしれない。

だって言ったところで、

よくて相手の「ごめんね、そんなつもりはなかった」を引き出せるだけで、

「わー、この人めんどくさそうな人だな」と思われてしまわないか?

 

それは置いておいても、

バチェロレッテ1の、杉ちゃんの、

「萌子さんのことを考えると成長できるし変われる」

「変われるしびっくりする明日になる」

はすごくよかったな。

 

すごくよかったな、と思うのは、

私がWho am I 追求型だからそう思うだけなのかしらん。

こういう台詞、大好きだよ。

杉ちゃんにも恋愛とか結婚とかがどう、ということでなく、

本当に幸せになってほしい。

こういうことばをつむぎだせる人はみんな幸せになってほしい!

 

さて、今回の武井さんは最後にどの男性を選ぶんだろう。

 

私は櫛田さんがいいんじゃないかと思うんだけど、どうだろう。

武井さんと櫛田さんは考えることが似通っている半面、

実は、会話はあんまりかみ合ってないように見える。

かみ合ってないのに気にならないでいられるとしたならば、

そういうのが相性の良さというんじゃないかと思うんだけど、どうだろう。

 

でも私にはわからない。

Who am I 追求型だから、

私も私のことが知りたくてこの番組を見ているだけなのかもしれない。

 

今日もいい一日になりますように!

 

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