おはようございます。
梅つま子です。
今日は月経カップアンバサダーとしてお伝えしたいことのひとつ、「煮沸消毒」について書きたいと思います。
- 月経カップの消毒って?
- 煮沸消毒がいいと思う理由
- 簡単にできる煮沸消毒のやりかた
- 泡立て器を使うメリット
- 容器の選び方
- ツイッターもやっています
- 月経カップの使い方を学べるワークショップ、申し込み受付中です
- オススメの月経カップ記事
月経カップの消毒って?
月経理カップは、「生理期間前」と、「生理期間終了後」の2回、消毒されることが推奨されています。
「めんどくさい」という声も聞きます。
消毒が面倒だから、月経カップは使えない、という声も。
考え方はいろいろですが、私は、消毒の手間を受け入れて、月経カップを使用することを選んでおります。
月経カップのおかげで、いろんな自由を手に入れました。
お風呂も気楽に入れるし、旅行のときも荷物が少ない。
ナプキンの在庫管理や、ゴミ処理からも自由になりました。
かゆみ・かぶれとも無縁でいられます。
月経カップへの感謝をこめて、「それくらい、やろう!」と思っています。
煮沸消毒がいいと思う理由
月経カップの消毒方法は、煮沸消毒のほかにもあります。
電子レンジを使った消毒、そして、哺乳瓶などの消毒にも使われる薬液(ミルトンなど)消毒が知られています。
使っている月経カップの種類によって推奨されている方法であり、自分が無理なく使える方法でよいかと思います。
私の場合は、煮沸消毒を選んでいます。
その理由は、電子レンジは、突沸(急激に沸騰して中身が飛び散ること)でやけどすることが心配であること。
そして、ミルトンは、毎回コストがかかることがネックです。
煮沸消毒の方法で、安全で簡単、確実な方法をみつけてからは、特に不便や面倒さを感じずに、毎回消毒できるようになりました。
この記事では、私が行っている月経カップの煮沸消毒の方法をお伝えします。
簡単にできる煮沸消毒のやりかた
必要な道具
・泡立て器(100均で売っているもので十分です)
・容器(ステンレスや琺瑯など、直接火にかけられるもの。サイズは、泡立て器がすっぽり収まるものを。私は、高さ12センチ、直径12センチのものを使っています)
この2つのみです。
手順
1.泡立て器に月経カップを入れる
泡立て器の、ワイヤーの部分に月経カップを入れます。
そうすると、月経カップがまるで「鳥かごの中に入った鳥さん」のようになります。
2.容器に水を入れ、沸騰させる
月経カップが十分に浸るくらいの水量を入れてください。
それを火にかけます。
3.泡立て器を、沸騰した容器に突っ込む
泡立て器のおかげで、月経カップが浮き上がることなく、常にお湯の中に入った状態になります。
月経カップがプカプカ浮いて、お湯に沈んでいない状態ですと、消毒の意味がないのですが、この方法ならしっかりお湯の中に入り込んでいるため、安心。
浮き上がってこないかと、チェックする必要もありません。
また、鍋肌に月経カップが密着して、月経カップが傷むことを心配する必要もありません。
4.そのまま10分
沸騰した状態で、10分です。
長く感じられるかもしれませんが、菌の死滅のためには、この時間が必要なのだそう。
煮沸消毒の時間はなぜ10分間なのでしょうか?
細菌の中には10秒で死滅するものもありますが、すべての菌を死滅させるためには最低でも10分間は必要だといわれているからです。
10分は、長いようでいて、タイマーをかけておけばあっという間ですね^^
お湯を別に沸かしておいて、月経カップを煮沸している間、ティータイムにしてもいいですし!
5.取り出す
10分たったら、お湯から泡立て器を取り出します。
もし、月経カップをそのままお湯に入れていると、取出しにも、菜ばしなどを使う必要があります。
しかし、泡立て器を使うことで、取っ手をそのまま引き上げればOK。
「熱っ!」と火傷してしまうことも防げます。
もちろん、容器はとても熱いので、容器に触らないように注意です。
6.乾かす
泡立て器をパパッと振って、大体の水を切ったら、柄をそのまま洗濯ハンガーのピンチに挟んで、室内で乾燥させます。
7.保管する
泡立て器に入れたまま、綿の巾着袋に入れて、引き出しの中にしまいます。
泡立て器の中に入っていることでガードになり、引き出しの中で何かの下敷きになったとしても、形がつぶれずに安心ですね^^
そして、ここで注意。
ホコリがつかないように…などと思って、密閉容器に入れてしまうと、場合によっては菌を繁殖させてしまう原因になるそう。
月経カップ自体は消毒しても、容器に菌がついていないとも限りません。
せっかく煮沸したのに、菌が好む環境にするのは本末転倒なので、お気をつけてくださいね。
泡立て器を使うメリット
100均で買った泡立て器なのですが、月経カップの煮沸専用に使って、100円以上の価値ありです!
1.お湯にしっかり沈む
しっかり沈まないと、煮沸消毒している意味がありません!
2.鍋肌にカップがくっつかない
熱に強い月経カップですが、不要なダメージは与えないほうが長持ちにもつながります。
3.取り出すときも熱くない
煮沸のたびにやけどの危険と闘う必要がありません。
4.乾かすの簡単
泡立て器は、当たり前ですが、通気性抜群です。ちょっと干しておけばすぐに乾きます。
泡立て器に入れたままなら、月経カップを取り出して、あわてている間に床に落とした!なんてことを防いでくれます。
5.そのまま保管できる
泡立て器に入れたままなら目立ちます。
月経カップが引き出しの中で迷子になった…なんてことも起こりません。
というわけで、メリットがたくさんあります^^
容器の選び方
私が使っているのは、直径12.5センチ、高さ12センチのキッチンポットです。
実家で未使用のものをもらってきました。
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おそらくこれと同等のものではないかと思います。
憧れは、野田琺瑯のビーカー。
出しておいても素敵だし、ふきんの煮沸や、セスキ水を作る作業などにも使えそう。
きっと、いつか買ってしまうような気がします。
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ツイッターもやっています
この話をツイートしたところ、多くの方に「いいね!」をいただきました。
煮沸消毒めんどくさそうだから月経カップ無理、と思ってる方には、泡立て器にカップ入れて煮沸する方法をオススメしたい!
— 梅つま子@11/17月経カップWS受付中 (@umetsumako) August 27, 2019
①お湯にしっかり沈む
②鍋肌にカップがくっつかない
③取り出すときも熱くない
④乾かすの簡単
⑤そのまま保管できる
いいことずくめです😊 pic.twitter.com/g2zlL7rrwt
こんな感じで、月経カップの話も時々ツイートしています。
育児中心の生活の愚痴などなども…^^;
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軽食つきです^^
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今日もいい一日になりますように!