おはようございます!梅つま子です。
キッチンの洗いかごを撤去して以来、「洗った食器類をどう乾かすか」が、ちょっとしたテーマでした。
このたび、なのらぼさんの「ドライングプレート(水切り板)」をお試しさせていただいたので、レポいたします!
最初に言います。

これ、いいですー!
こういうプレートです。特徴とサイズ!
なのらぼさんのドライングプレートは、珪藻土を進化させたナノテク素材で作られているんだそうです。
触ってみると、軽くてさらっとした質感。
さまざまなサイズで展開されています。
まずは、使い勝手がよさそうな、A4サイズ相当。
シンクの横に置くのによさそうですね。
グラスを並べて乾かしたい、ロングサイズ。隙間スペースを活用できそう!
我が家はシンクの目の前が窓なので、窓枠に乗せられそうです。
ロングのさらにロングも。
家族中のコップを並べられそうですね。
広めの作業台があるキッチンには、こちらはいかがでしょう。
おなべも調理器具も一緒に、どーんと置けそうなワイドサイズもあります。
四角だけだと思ったら、丸もありました。
おなべにぴったりのマルは、デザイン性も高くていいですね!
こんなのもありました。平らな面と波打った面がハーフ&ハーフになっているもの。
これ、おはしが転がらなさそうでいいですね!
そんなわけで、幅広いサイズ展開で作られているドライングプレート。
・グラス
・カトラリー
・なべ・フライパン
・調理器具
・歯ブラシ
などなど、いろんなものを乾かすときに使えそうなサイズ展開です。
今回、私が使わせていただいたのは、
こちらの3点セットです。
大・中・小3つのプレートがセットになっていて、それぞれのサイズは以下のとおり。
大 約297×105mm
中 約192×105mm
小 約105×105mm
高さ 約 8mm
いずれも小ぶりなので、いろんな場所で使えそうですね。
↑こんなふうに、3つをつなげて置くことで、A4サイズになります。
モノがシンプルなので、どんな部屋にもなじみそう。
主張せず、しかも水気を取ってくれるなんて、働き者。

いろんな使い道がありそう。
届きました!
ワレモノだから、ヒビとか、大丈夫かしら?とドキドキしながら開封しました。
さぞかし緩衝材たっぷりで届くのかと思ったら、コンパクトなダンボールが届きました。
なんとこのパッケージ、ダンボールだけで作られているんです…!
パズルみたいにぴったりと、無駄なく隙間なく梱包されて、安全に届きました。
こういうところに、開発者の方の商品への愛情を感じます!
うっすらと波になっている面が「表」だそうです。
そして、左側の、網目模様が「裏」。
無機質なんだけど、色といい質感といい、あたたかみがあって、愛着を感じる手触りといいましょうか。
さっそく設置!どこに置こうかな
大・中・小、3つのドライングプレート。
どれも比較的小ぶりのサイズなので、いろんな場所で活躍しそう。
家中をうろうろ歩き回って、私が選んだのはここです!
大サイズ(297×105mm)
まな板の下です!
最近は、さらし布をキッチンに活用していて、さらしの上に洗ったものを置くようにしていました。
カトラリーなどは、洗ったものをさらしの上に置けばそれでいい。
でも、まな板を洗って立てかけておきたいときに、流れ落ちる水滴が布を濡らしがちなのが気になっていました。
そのため、大サイズはまな板用に決定!
中サイズ(192×105mm)
このサイズは、キッチンではなく、洗面所で使うことにしました!
ここ実は、以前はこうしていました。
無印のプレートを愛用していたんです。
しかし、濡れた手でハンドソープをプッシュするのもあり、どうしてもプレートに水がたまるんですよね…!
この部分。
こまめに拭くのも面倒だし、もっと清潔に使えないものかな?と思っていたので、この場所でドライングプレートを試してみることに。
小サイズ(105×105mm)
これは、キッチンの洗剤の詰め替えボトルの下に!
このボトル、シンクにおろして使うこともあります。
そのため、いつも表面が水滴ついてしまうように思っていたので、もっとカラリとさせたいなーと思っていました。
こうして無事に3枚のプレートの行き先が決まりました!

活躍を期待しちゃいます!
使用感
3週間ほど使ってみて、一番威力を感じたのは、まな板の下に敷いた大サイズです。
感想は一言。
「しっかり水を吸収してくれる」 、これに尽きます!
常にすっきり。
ドライングプレートを置く前は、さらし布だけでやっていたので、布が水を含んでしまうと、こまめに新しい布に変えていました。
でも、ドライングプレートを置いたら、布もそれほど濡れなくなった!
あまりにもいい!
あまりにもいいので、このサイズに切り替えるべきか?
(A4サイズ。私が今回、まな板用に置いたものの2倍の大きさですね!)
レギュラーサイズなら、A4サイズ程度なので、まな板だけでなく、カトラリーや食器なども一緒に乾かせるな…と思い、超絶惹かれております。
何度も言いますが、ドライングプレートが水を吸い込んで、まわりがびちゃびちゃしないのがいいんだと気づきました。
…というのは、私以前、洗いかごのかわりに、こちらのマットを使っていたんです。
これ、吸収力があっていいのですが、基本的に「吸収したまま」なのです。
なので、マットが食器類からの水を吸ったら、きちんと絞って乾かす必要が出てくる。
…つまり、「水を絞る」という作業が発生する!
しかし私はズボラなので、ついつい、水を含んだ状態でそのまま置いておいてしまいます!
するとどうなるか。

ニオイが出たり、カビが発生したり、染みになったり…ということが発生しますよね
ドライングプレートなら、マットで必要な「水を絞る」という手間がないということになります。
これは大きい!

ズボラには朗報!!
注意点
とっても気に入ったこちらのドライングプレートですが、どんな商品でもそうであるように、注意点があると感じました。
いくつかの点は、購入&使用前に理解しておいたほうがよさそうです。
表面に汚れはつく
洗ったものを乗せているだけとはいえ、水の中にも不純物などは入っているわけで、まったくの新品同様な状態で使い続けていけるわけではなさそうです。
こちら、約3週間使用した大サイズ。まな板を乾かすのに使いました。
うっすら跡がついているのは、わかるくらいのものになります。
跡がついているとはいえ、「新品と比べれば、どちらが新品かわかる」程度のもので、個人的には気にならないレベルです。
布だって、 使っていけば染みだのしわだの、つきますしね。
これも味です!世界でひとつだけの私のプレート!(大げさ)
こすり過ぎないように注意
洗面所で使っていたものは、ハンドソープの液だれがプレートについてしまい、その部分が水を吸収しにくくなってしまいました。
わかりやすいように水滴をつけてみた写真がこちら。
液だれしやすいボトルを上に置いて使うのは、公式的にはNGな使い方かもしれません。
それでも、元のプレートよりは清潔に使えているし、液だれした部分もまったく水を吸収しないわけではないので、個人的にはアリだと私は感じてます。

なので自己責任ということで…。
その後、ハンドソープが垂れてしまった部分を、ゴシゴシっとブラシでこすってしまったのですが、こすった表面がこのように削れてしまいました。
金属ではない、普通のブラシでこすりました。
こすり洗いにはくれぐれも要注意です!
こすったことで、ハンドソープの液だれの部分が取れたので、吸収力はアップです。
見た目削れてますけど、私はこれはこれで、自分のものとして愛着がわいたし、アリかなと。
ホラ、世界でひとつしかない私のプレート!(2回目)
ずっときれいに使い続けたい!という方は、ハンドソープの容器などを上に置くのはやめておいたほうがいいかもしれません。
こすりすぎにも気をつけて!
定期的に乾かしたほうがいい
ドライングプレートは、内部に水が染みこんでも、見た目はあまり変わりません。
ちょっとグレーが強くなり、触ったときに少ししっとりしている程度。
そこで、この「少ししっとり」の状態だと、どれくらい水を含んでいるのかを調べてみました。
今回私が使ってみたドライングプレートは、もともとの重さがこうなっています。
大:約220g/中:約140g/小:約80g
これ、乾いた状態の、「小」プレートです。
78グラム。
乾ききった状態といえますね。
では、こちらの大サイズ。
まな板用として使っているものです。
最後の使用から2日経ったものです。
重さを量ると…。
282グラム。
乾いた状態なら約220グラムのものなので、60グラム程度、つまり大さじ4杯程度の水が中に染みているということですね。
布なら絞ることができるけど、珪藻土だから絞れません。
洗濯しなくていいのは珪藻土のメリットだけど、「ガシガシ洗ってお日様に当てて干す」ということはできない、と頭に入れておいたほうがよさそう。
じゃあ、どうするかというと、「日陰で干す」のが正解だそうです。
Q.「なのらぼ ドライングプレート」のお手入れ方法を教えてください。
「なのらぼ ドライングプレート」をよく濡らしてからクレンザー等でよく洗浄し、よく洗い流して下さい。その後は風通しの良い日陰で数日間しっかりと乾燥。直射日光での乾燥は反りの原因となりますので、ご注意下さい。
ちなみに担当者の方に、「クレンザーは何がいいですか?」とお尋ねしたところ、
「粉でも泡でも良いのですが、昔ながらの「花王」のホーミングが安くて良いと思います」とのことでした!
ホーミング懐かしい!昔よく学校とかで見た!
もし、「ドライングプレートを洗いかご代わりに、洗ったものをすぐに置いて使いたい」という方なら、そこに浸み込んだ水は、おそらく1日では乾ききらないのではと予想します。
別に、一回ごとに乾燥させきらなければいけないわけじゃなさそうですが、休みなくずっと使い続けていくと、おそらく傷みそう。
3食自炊している方なら、毎日結構な食器を洗いますもんね。
ドライングプレートにしみこむ水の量も、相当なことになりそう。
お手入れは、数日間しっかりと乾燥させること。
逆に、お手入れを定期的にすれば、ばっちり長持ちしそうですね!
そして、感燥させている間の数日間は、ドライングプレートは使えないので、2セット買って、交互に使ったら長く使えるんじゃない…?と思っている私です。

こちらの商品で言えば、2つ買えば、送料無料ラインも超えるし!
使用期限はある
何もしなくても半永久的にキレイが保てる!と思い込んでいると、「話が違う!」と思ってしまうかもしれません。
使用期限はあります。
Q.「なのらぼ ドライングプレート」は使用期限がありますか?
2年間が目安となっておりますが、ご使用方法やメンテナンスによって変わってきます。
ご使用上の注意を守って頂き、適切なお手入れをして頂ければさらに長くご使用頂けます。
2年。
これを長いと感じるか、短いと感じるかは個人差がありそう。
私としては、毎日キッチン回りで水を含んだ状態で使うものとして、2年はかなり長いほうだなと思いました。
バスタオルも1年で交換だし。
単純計算だけど、2個買えば4年?
定期的に交互に使うことが、自然に「乾燥」というお手入れになるだろうから、4年よりもっと持つかも?!
総合的に「優れモノ」だと思いました
ドライングプレート、総合的に見て、優秀なアイテムだと思いました。
という言い方をするのは、洗いもの問題って、すっきり解決とはいかないんですよね。
どの方法をとっても、なんらかの「ここが惜しい」があるなあ、と感じるからです。
「食洗機」「洗いかご」「ドレイニングマット(水切りマット)」「ドライングプレート」すべてを試した私が思う、それぞれのデメリット(ズボラ派つま子調べ)は、こんな感じでしょうか。
洗い物問題、それぞれのデメリット
食洗機のデメリット
導入コストが高い
引越し予定の家庭は購入しにくい
場所をとる
洗い残しや乾かし残しが発生しうる
故障もありうる
電気代がかかる
動作音がうるさい場合がある
庫内の食器が「洗う前か洗った後か」判別しにくい状態にもなってしまいうる
フライパンや鍋などは入らない
洗いかごのデメリット
洗いかご自体に汚れがつく
場所をとる
食器なだれが起きやすい
ドレイニングマット(水切りマット)のデメリット
食器なだれが置きやすい
マット自体がびちゃびちゃになりやすい
食器を伏せておくとか中が乾かない
マットを濡れたまま放置してしまいやすい
マットの洗い替えが必要
マットという洗濯物が増える
ドライングプレートのデメリット
定期的に乾かす必要がある
乾かしている数日間は使えない
洗剤や油等をこぼしてしまった場合、布のようには洗濯できない
…などでしょうか。
唯一絶対の答えはなく、スパッと解決がしにくい領域です。
なので、どのデメリットを受け入れるかという話かな、と私は感じています。
で、実際、この中でどれを選ぶかと考えたときに、「ドライングプレート」は、長期的に使いやすい、いい選択だと思いました。
入念に調べて洗いかごを買った数年前の私に、「ドライングプレートにしなよ…」と言いたいくらいです。
日常的に清潔が保ちやすいこと。
そして、お手入れの手間がすごく少ないこと。
これは大きな魅力です。
使用前のひとつの心構えとしては、「ドライングプレートは、きれいに使うもの」と思わなければいいんだと思います。
ドライングプレートにつく跡は、カビとか汚れとちがってぜんぜん受け入れやすいです。笑
つま子の結論
2セット買うのがオススメ!
…いかにもショッピングおばかな結論になりました。
いきなり2セット買うのはちょっとコストが…かもしれませんが、洗いかごなどと違って、いろんな場所で活躍が期待できるのがいいところです。
「買ったけど使い道がない」にはなりにくいアイテムだなと思いました!

2019年のおすすめアイテムのひとつになりそうです☆
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今日もいい一日になりますように!