おはようございます。
梅つま子です。
暑さはまだ残るものの、空の気配は確実に秋。
幼稚園の夏休みも明けて2学期になり、私にもいくばくかの自由時間が生まれるようになりました。
というわけで、読書の秋!
以前読んだ本が積まれております。ささ、レビューを書きましょう。
今回読んだ本
勝間和代 宝島社 2018年08月 売り上げランキング :
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『勝間式 食事ハック』です。
著者は、本ブログでもたびたび登場していて、汚部屋脱出やダイエットの話でも影響を受けている、勝間和代さんです。
内容紹介
ところで、私という人は、特に何もしなくても、なんとなく太りやすく、太った状態が定着しやすいのです。悲しい…。
風邪で食欲なくて…とか言ったことがないし
ナチュラル太りで悩まされている私のような人間には、ところどころズバンズバンと入ってきます…!
太字強調は梅つま子によるものです(以下同様)。
食事を変えれば、人生も変わる!
仕事や育児、様々な付き合いでまともに自炊する時間がない。普通の生活をしているにもかかわらず、太ってしまっている。
なんだか日常的に疲れていて、寝つきも悪い。そのような人は、もしかしたら、普段、食べているものが加工食品や偏った食事ばかりではないでしょうか?
忙しい毎日を送るなか、問題は「現代の生活と時間のバランス」です。時間が欠乏しているあまりに、ほとんどの人は食事を一番おろそかにしがちになっています。
(中略)ただマニュアルをこなしていくような本ではなく、理論編・実践編と分けて、その考え方さえ頭に叩き込めば、自分の生活に合わせて、
まるでプラモデルを作ったり、アプリを開発したりするような楽しさで、自分なりのハックを編み出せるような作りになっています。ぜひ、本書を通して、毎日おいしくて、おかわりがしたくて、かつ健康に良く、コストパフォーマンスも良い食事を短時間で作れる生活を手に入れ、
人生を豊かに楽しんでください。
うう。怒られたような励まされたような
冒頭がすごい
この本ね…出だしがこうなんですよ。
もう、食欲とデブへの恐れとの戦いはやめましょう。
『勝間式 食事ハック』(p.2)
あああ!!!
食欲とデブへの恐れ!!!食欲とデブへの恐れ!!!
私、ほんとに食いしん坊なんです。食べるの大好きです。
食べたいよ~、でも太りたくないよ~、って、一日何回思っているんだろう。
この冒頭の語りかけは、ただ、ただ、私へのメッセージですね。
そしてこの本は、
でもどうして、ごくごく普通の食生活を送っているのに、小太りの中年体型なのか。
それはなんといっても、
「加工食品や外食を食べまくっていたから」
です。
つまりお腹いっぱい食べなくても、加工食品や外食を食べ続けると自然と太るのです。だから食事制限やダイエットが流行るわけです。
『勝間式 食事ハック』(p.5)
量の制限では根本的にやせない、ということに気づかせてくれます。
「食事のネイティブスピーカー」という表現もすごく惹かれます。
目指すところはどこかというと、 食事に対してネイティブスピーカーになることです。
外食をする時に食材を見たり、ちょっと味見をしたりすれば大体の素材や塩分量がわかるようになりますし、市販品はパッケージをひっくり返せば、それを食べなくても体に良いのか悪いのか、 おいしいかおいしくないかかがわかるようになります。
『勝間式 食事ハック』(p.107-108)
日本で、日本語を話す家庭に生まれ育てば、ほぼ間違いなく日本語のネイティブスピーカーになれますけど、食事というのは、ただただ出されたものや、安くて食べやすいものを食べているだけではネイティブスピーカーにはなれないのね。
さて、タイトルのとおり、本書で推されている2大調理家電が、ホットクックとヘルシオです。
ホットクック
一度聞いたら忘れられない絶妙なネーミングですよねえ。
この夏、2.4リットルサイズに、待望の白が出ました。
(それまでは赤しかなかった。赤もかわいい色です。)
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無水&自動調理だから、ほったらかしでも、手間をかけたような味。
便利な予約調理で、帰宅後すぐにごはんが食べられる。
無線LANに接続することで、メニューの検索・提案を音声や画面で案内。
コンロで鍋を使う感覚で、火力、まぜ方、加熱時間をお好みで設定できます。
フタを開けて中の食材の様子を確認しながら加熱ができます。
照りを出したい料理などに便利です。
パーツの取り外しがカンタンにでき、食洗機でも洗えます。
…とこんなふうにアマゾンの商品ページには紹介されています。
おいしそう、そして便利そう。
だけど、で、結局どんなもんなんだろう、と何ができるんだろう、という気持ちはずっとありました。
ホットクックヘビーユーザーの、勝間さんの理解はこうです。
ホットクックは蒸し、無水鍋の代わり
勝間さんいわく、ホットクックは「蒸し」が非常に優秀なのだそう。
ホットクックの非常に優れた機能の一つとして「蒸し機能」があります。無水鍋ですので鍋の中が簡単に蒸しかごになるのです。
(中略)
私たちの多くは、食べ物を茹でたり焼いたりすることは多くとも、 蒸して食べる事は少ないと思います。
しかし食材の味を最も活かし、 冷めてもおいしくするためには蒸しが一番優秀です。
とにかく食事ハックの基本の加熱方法は、「蒸し」になります。
『勝間式 食事ハック』(p.130-131)
蒸し、だそうです。
「炒め機能もありますが、蒸し煮のようなできあがりになります」
「密閉性が非常に高いので、『無水鍋』として扱えばいい」(『勝間式 食事ハック』 p.125)
なるほど。
ヘルシオ
そして、ウォーターオーブンのヘルシオも、本書で推しに推されています。
もし今のオーブンレンジが壊れたらこれにしよう…!とは決めています。
壊れる気配?ありません!笑
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過熱水蒸気の量を自分でコントロール。おいしさと楽しさ、もっと広がる。
のせて、押すだけ。
手間なし、まかせて調理。
充実の調理機能。
さらにレンジあたためもかしこく。
ヘルシオなら調理にレンジ加熱を使わなくてもできるから、金属製のザルで野菜を洗って、ゆで野菜ができます。
なのだそうです。
ふわー、便利そうだね、楽そうだね、次に買うならこれにしたいね。
と、そんな感じです。
ちょっと欲しくなってます。
ヘルシオは焼き、フライパンの代わり
勝間さんによると、ホットクックは「蒸し」とのことでしたが、ヘルシオは「焼き」なんだそうです。
ウォーターオーブンの何が楽かと言うと、「火の管理」から私たちを解放してくれるのです。
火から解放されると、私たちは調理器具のそばについていなくて済むため、仕事も他の家事も家族団らんだってできます。
(中略)
天板に野菜を入れて、塩と油を少し振りかけて「まかせて焼き」にするだけで「何これ!」というおいしさの料理になります。
天板の掃除がめんどくさいときには、私は取っ手の取れるフライパンで天板を代用しています。
そうすると、洗うのが簡単です。
野菜炒めだけではなく焼きそばや麻婆豆腐などフライパンで加熱するタイプの料理はすべてできます。
唯一できないのはオムレツぐらいです。
(中略)
しかもヘルシオは水蒸気を使うので庫内を自動で洗浄することができます。
オーブンやグリルをよく使うお家はグリルオーブンレンジの内部の掃除が難点ですが、その掃除を水蒸気を使って行う機能があるので、庫内清掃のモードでチンしたあとは、拭き取るだけで大丈夫なのです。
『勝間式 食事ハック』(p.137-140)
まかせて焼きも便利そうだし、庫内を自動で洗浄…とてもよさそう!
もし、ホットクックとヘルシオ、どちらか買うなら、ヘルシオかな…。
うん、かなり欲しくなってます!
で、なぜ買わないのか
何度もすごく惹かれかけてるのに最後の一押し(購入のクリック)が押せないのは、それなりに高い買い物だからというのはもちろんのこと。
これのせいです。
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そう、圧力鍋ー!
圧力鍋があると、わりと何でもできるんです!
マーボー豆腐も、カレーも。
味噌汁も。
炊飯も。
煮物も。
最近は、ちょっと野菜を蒸したいときに使います。
よく作るのは、キャベツのホットサラダ。
大きい圧力鍋を使ってます。
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4分の1玉分のキャベツを切ってざるに入れ、下に200ccの水を入れて1分加熱。
これを、梅味噌つけて食べるとおいしいんだー!!
大豆を煮たりもします。これは私の朝ごはんになります。
300グラムの大豆、沸騰した1リットルのお湯につけて1時間。
その後、圧力鍋で加熱10分で出来上がり。
いってみれば、圧力鍋は私にとってのライフハックなんですよね
でも、どっちか買うとしたら
ホットクックもヘルシオも便利そう。
気持ちはぐらぐらしつつ、まだどちらも、「買う」までは行ってません。
でも、もし今後買うとしたら。
こっち!
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フライパン代わりに使えるというヘルシオ!
自動洗浄もしてくれるというヘルシオ!
まだ今のが使えるしー、フライパンは他の調理でも毎日使うから、捨てられないことを考えたら、結局何も減らないしー、と思っていたけど、やっぱり欲しいなあ。
ホットクックもあればいいけど、どうも、圧力鍋と似すぎている気がする。そしてまだ圧力鍋ライフを手放す気にはなれないのです…!
こういう便利家電は、使い始めた後の生活をきちんと想像できないんですよね。
ほんのちょっとしたところ(ボタン操作とか)で意外と不便に感じたとか。
もちろん逆に、「何でもっと早く導入しなかったんだろう!」って思うようなこともあるわけですよね。
だからこそ悩みます。
この考え方もよかった
サイゼリアのサラダハック
本書中には、食事にまつわるハックがたくさん出てくるのですが、これ私もしよう!と思ったのがこちら。
私はサイゼリヤでよく食事をしていますが、サラダは付属のドレッシングをかけるのを断って、備え付けてある塩とオリーブオイルと胡椒で自分の味付けをしています。
『勝間式 食事ハック』(p.217)
サイゼリアのピンクの、これでもかとかけてあるドレッシング嫌いじゃないけど、塩とオリーブオイルと胡椒でも十分においしそう。
やってみます!
英語リテラシーより、食リテラシーを
そして、ググッと心を動かされたのがこちら・・・!
私は、食とは生きるための基本リテラシーのひとつだと思っています。
1日3回は食事を取りますし、家計費の中に占める食費の割合も高いのです 。
そしてなんといっても私たちの健康と幸福度に大きな影響を与えます。
英会話についてはあまりにも多くの人が大量の時間とお金を使って習得しようと試みていますが、果たして現在の日本において英語ができることと短時間でおいしいものが調理できること、どちらの方が幸福度に貢献するでしょうか?
私は圧倒的に後者ではないかと思います。
それなのに多くの人は調理というと、なるべく避けたいと思うか最低限でいいと思っていて力を入れていないのです。
『勝間式 食事ハック』(p.246)
食のリテラシーの大事さに気づいたのは、だいぶ大人になってからです。
そして今もって学習中。
自分なりの最適解を見つけていけるといいなあ。
そしてヘルシオがそこに、いい後押しをくれるかしら?
増税には間に合わないかもしれないけど、引き続き考えていきたいと思います
圧力鍋は魔法の鍋!毎日楽しんでます
▼大豆もふっくら。朝ごはんの定番です▼
▼炊飯は、5分でも炊けるということがわかりました!▼
▼味噌作りには大きい圧力鍋が大活躍!▼
勝間さんの本いろいろ読んでます
今回読んだ本はこちらです。
勝間和代 宝島社 2018年08月 売り上げランキング :
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▼やせる!▼
今日もいい一日になりますように!